「働く」と「生きる」を楽しむためのレシピ

「人生100年」と言われるようになり、生涯現役がもはや当たり前の時代に突入。一人ひとりが「自分らしさ」を見つけ、ワーク&ライフを楽しむためのヒントについて考えていきます。

今後の自分に向けて、今月を振り返る

今日の材料:書くこと、今後の自分、来年の抱負、想像力

12月に入ったと思ったらあっという間にもう年末。書く力を付けたいと始めたブログなのに更新が全然出来ていません。

自分の時間管理能力を反省するしかないのですが、その一方で12月は「今後の自分」を見据えるための良い機会がいろいろあったような気がします。

少し前に【書くことへの信念は、もう揺るがない 】という記事を書きましたが、私は今後の活動をこれまで以上に「書くこと」を軸に展開していくつもりです。そしてそこには研究と実践という境界を作らず、自分だからこそ書けることを追求していきたいと思っています。

そこで今日は最近の出来事がこの「書くこと」にどうつながっていくのかを書くことで、来年の抱負にしたいと思います。今回の記事は完全に自分の忘備録とさせて頂きます・笑。

 

 

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1.何を書くか

多くの人が変わるには、多様なきっかけが必要だ 】という記事で少しだけ紹介したのですが、私には「働く」と「生きる」を考える上での指南役ともいえる存在の会社があります。

今、一緒にお仕事もさせて頂いているのもこの会社です。日々考え抜いている社長や社員の方々との対話は本当に刺激があり、いくらでも深堀り出来るものです。ブログでこれまで書き綴ってきたさまざまなことは、この組織の日常を通してより具体的な風景として描くことが出来ると思っています。

もともと私が書く力をつけたいと強く思うようになったのも、この会社のこれまでの軌跡やこれからの戦略と開発のプロセスをより多くの人に伝わる文章にしたかったからです。ストーリー化の作業自体はずっと続けてきましたが、今後はより広く読まれる場に出していきたいと思っています。

12月中に会社訪問した際、その決意宣言を社長にもしてきました。

これからのブログでも登場する頻度が上ってくるかもしれません。今年1年の蓄積を花開かせることが、来年の目標です。

 

2.どう書くか

「境界を作らない」と書いたものの、この「どう」は主に研究論文にかかってきます。【「物語」の力をさらに問う―多様性を創造力にするために― 】でも書いたように、私は(客観性を基礎とする)論理性を唯一の判断基準とする論文を書くことがどうしても出来ませんでした。

でも、より多様な研究の在り方を追求する研究者もいます。大学教授であるK先生は、私が「どう研究するか」を考える上でとても大きな示唆を与えてくれました。その先生は「研究者」としての私の指南役であり、今年はいろいろな場でお手伝いさせて頂くことで、今後の私の方向を導いてくれたように思えます。

そしてK先生が主催者の一人である12月のある研究会で、新たな出会いがありました。同じく大学教授であるY先生ですが、理論研究者が多い中で現実の追求にこだわり、方法よりも目の前にある現実をどう表現するかを重視する方でした。その考え方には大きく共感するものがあり、K先生と同じくらい私の研究人生に重要な出会いになるような気がしています。

Y先生は私の記事も読んでくださり「私が普段考えていることと相通じるところが多々あり、大変うれしく思いました」と言ってくださいました。上述した【書くことへの信念は、もう揺るがない 】という記事なのですが、ここで私は『「研究」とは何かということも関係性の中で揺れ動くと書きました。その視点からも、この出会いには大きな意味があるような気がします。

来年改めて論文執筆に挑戦する上で、この出会いを力に変えたいと思っています。

 

3.誰が書くか

当たり前のことですが、書くのは私です。でも私は以前【「私が誰か」は自分だけでは決められない  】という記事で、『「私が誰か」ということは相手との関係性の中で初めて決まるもの』と書きました。

他の誰でもない自分自身を取り巻く関係性の中で、私は生きています。だから自分が書くものも、どうしても自分自身の視点からは逃れられません。でも私はこれまでの人生の中でいろいろな人と出逢ってきました。さまざまな人生のストーリーに触れる中で、少しずつ想像するということが出来るようになりました。

そして今の私にとって最も想像力を要するのが、子育てです。【答えは簡単に見つからない方がいい 】という記事で書きましたが、6歳の息子の子育ては日々が試行錯誤の連続です。息子を取り巻く環境も自分の日常を意識する大切な瞬間ですが、自分自身の活動がどうしても思考力を要するものなので、24時間子供のことを考えることが出来ないことに日々罪悪感も感じています。

時間的にも制約があり、幼稚園を離れた場で友達と遊ばせることもこれまで数えるほどしか出来ていませんでした。それでもこの12月に初めてお友達を家に呼んだり、公園で遊ぶ約束をしてママ仲間ともいろいろ話をしました。そして改めて、日々の葛藤や子供を取り巻く関係性の中にいることもまた私であり、だからこそ書ける文章があると思うようになりました。

力が足りずまだまだ伝わりにくい文章ではありますが、私が書きたいことは誰もが経験している日常をより深く理解するきっかけになるものです。自分がこうした日常の中にいるからこそ、さまざまな読み手を想像する力がついてくるのではないかと思うのです。

自分の日常ともしっかり向き合いながら、これからも書き続けていきたいと思います。

今回はみなさんに読んでもらう記事としての価値はあまりなかったかもしれませんが、最後までお読み頂きありがとうございました。

12月は日々の雑事だけでなく体調も崩し、自分のブログ更新どころかみなさんのブログをお伺いすることもあまり出来なかったのですが、改めてみなさんの文章を読んで元気と刺激をもらいました。

来年はもう少し頑張って、ブログを活性化させたいと思います。

 

 

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